福祉の仕事は介護福祉、社会福祉、心理カウンセラー、生活指導員、ケアマネージャーなどたくさんあります。細かな仕事内容はそれぞれ異なりますが、全体を通していえることは「人を助ける仕事」であるということです。

福祉は知識や体力を使って、様々な不安から対象者をサポートします。身体が動かない人には介護福祉、生活などに不安がある人にはケースワーカー、心のケアが必要な人には心理カウンセラーなどといったように、その問題に適した相談先を紹介し、利用してもらいます。特に高齢者であれば、身体の不安だけでなく、漠然とした生活への不安もあるでしょう。そういった相談を受け、解決策を一緒に考えるのが社会福祉士の仕事のひとつです。

福祉の仕事は介護に代表されるように、きつい、汚いという印象があるかもしれません。確かに、福祉は大変な仕事ではありますが、だからこその達成感があります。相談先として多くの人が必要としているため求人が定期的にあるので、将来的に安定した仕事の確保ができるでしょう。また、仕事に必要な資格を取得することで、着実にキャリアアップできるのも魅力的。福祉の仕事は、責任感があり人と関わることが好きな人にはぴったりの仕事です。特に高齢者介護などでは人生の大先輩と深くじっくり関わることで、人生観が変わることもあるかもしれません。福祉は、高齢化が進む社会の中で、自分の人生と向き合いながら出来る最高の仕事といえます。働きながら自然と高齢者介護への理解を深められるのも良いですね。